耳にしたことがある方も多いと思われる「業務のDX化」とはどういったことかご存知でしょうか。「DX(デジタルトランスフォーメーション)化」とはデジタルの力で働き方や仕組みをより便利に変えていこう、という取り組みのことです。

このコラムでは新しい用語などに触れながら実際に弊社で行っている取り組みについてもご紹介していこうと思います。

2024年の中小企業基盤整備機構のデータでは「DXに取組済み、あるいは検討中」の企業が約42%となっています。この数字は企業が大きければ大きいほど業務効率の向上や紙の削減の恩恵が大きいため「DXに取組済み、あるいは検討中」の割合は大きくなっていきます。

もし中小企業のDX化について気になる方がいたらこちらのデータが非常に参考になります。

弊社でのDX化の取り組みについて

そこで弊社でのDX化についても一部をご紹介したいと思います。弊社が直近で導入したものが「勤怠管理システム」、「ワークフローシステム」となります。

勤怠管理システム

従来では紙のタイムカードでの対応をしてましたが弊社では複数の拠点があることから打刻忘れや勤務時間の計算、残業時間の計算管理等が非常に大変でした。また、イレギュラーな業務に伴う申請についても山のような紙で対応をしてました。これらが電子化されることで全体がどのように働いているのかが見えるようになり、管理がとても楽になっています。

ワークフローシステム

申請や承認のフォーマットが全社で定まっておらず、目的は違うことにあるのに申請書を探して書くこと・承認することが業務になっている状況でした。それがワークフローシステムを導入することで紙の削減、全社的な管理ができるようになりました。

最後に

ただし、このDX化についても新たなシステムを導入するため普及側と使用側のバランスをうまくとっていかなければならないものだと思ってます。

会社として電子的な管理を行い組織の力を高めていくことはもちろん大事ではありますが、従業員のみなさんが中長期的に働きやすくなれば、との思いを忘れないように総務部としての業務に取り組んで参ります。